共謀罪の話。
こんにちわ、Syakaihaです。
最近駅前で共謀罪の危険性について叫んでるおばちゃんをよく見ますよね、この話題の共謀罪について私なりに調べて考えをまとめてみました。
共謀罪って何?
簡単に説明すると組織的犯罪等処罰法という法律の改正案で、この中に犯罪行為の合意や準備を罰する規定を盛り込む案だそうです。
現在衆議院を通過し参議院本会議で審議中なので施行はされていません。
争点
この改正案の争点はズバリ「公権力の乱用が危惧される」です。
例えば組織的犯罪を合意したら逮捕、という法案なので飲み会の席で「あいつをやっちゃおうぜ」「そうだな、やろう」というやりとりが交わされた時点で逮捕の可能性があります(実際の運用は司法判断です)
他にも年配の方々が「山菜採りに行こう」「そうだね」と山菜採りに行きそこで採った山菜を売った場合テロ行為の資金源とされ逮捕される可能性があるとも指摘されています。(実際の運用はry)
また、組織的犯罪の合意は密室で行われることが予想されるため、この法案の新設の意義が薄いとの指摘があります。
つまり
つまり上述のような可能性が危惧されるからこそ議論になっているわけですね。
このような指摘が相次ぐと何も知らない人も「なんとなく怖いしよくわかんないけど共謀罪は反対」というような論調に誘導されてしまうのも仕方がないように思います。
では実際は?
実際の運用で上述のようなケースが発生する事は可能性として少ないでしょう、常識的に考えて。
現在の司法制度上でも厳密にロジックを積み立てていくと実社会で割とよく行われているであろう歩行者用信号の赤信号無視だって現行犯逮捕の可能性はゼロではありませんからね笑(実際に検挙された例もあるそうです)
結果として
結果として今回の改正案が可決される可能性は極めて高いと考えられるでしょう、しかし仮に成立したとしても市民団体や政府批判をしたいだけの専門家が言っているような公権力の捜査権の乱用のような異常な事態が起こる確率は低いと言えます。
成立の意義が低いという指摘も、この法案がないよりもある方が組織犯罪の抑止力になると思います。
また、前述したように歩行者用信号の赤信号無視でも現行犯逮捕の可能性はあるわけですから、限りなく低い可能性を危惧するよりも建設的な議論を行う事の方が重要だと私は考えます。
皆さんはこの問題をどう考えますか?
それでは。